見よ、
わたしは主である、
すべて命ある者の神である。
わたしにできない事があろうか。
エレミヤ書32:27(口語訳)

 

 パウロの手紙:
神は、
私の福音
すなわちイエス・キリストについての宣教によって、
あなたがたを強めることができます。
この知恵ある唯一の神に、
イエス・キリストを通して
栄光が世々限りなくありますように。
ロマ書16:25、27

 

 ルカ15:1~10
 マタイ25:1~13(通読箇所)
  (ローズンゲン日々聖句11/21;木)


 天の神、【主】は、
「『わたしはある(I am)』という者」と名乗られる方。
あろうと思われるとおりにあることができる方。
すべての命あるものを創造された神である方。

だから、この方がしようと思われてできないことは一つもない方、なのですね。

 

 そして、イエス・キリストの宣教によって、
私たちを強めてくださる方。
私たちは、この知恵ある唯一の神である方に、
イエス・キリストを通して栄光をおささげしていくのですね。

 

 私たち人間、
特に、自分を律し、良い者、立派な者になろう、
正しい生き方をしようと努力している人は、
とかく、そうでない他の人を批判する傾向があります。

 

 それで、イエスが取税人、罪人と呼ばれている、
当時の社会からはずれた者とされていた人々を
差別なく受け入れているのを見て、
「この人は、罪人を受け入れて、食事までいっしょにする」と非難したのですね。

 

 けれども、天の神、【主】は、
「99匹の羊を野原に残しておいてでも、
いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かれる方。
見つけたら、大喜びでその羊を肩に乗せて帰って来て、
友だちや近所の人たちを呼び集め、
いなくなった羊を見つけましたから、いっしょに喜んでください」といわれる方。

 

 銀貨10枚を持っている女の人が、
そのうちの1枚をなくしたら、
あかりをつけ、家を掃いて、見つけるまで念入りに探し、
見つけたら、友だちや近所の女たちを呼び集めて、
「なくした銀貨を見つけましたから、いっしょに喜んでください」というように、
ひとりの外れた者が立ち返るなら
天の御使いたちに大きな喜びがわき起こると、
イエスは言われるのですね(ルカ15:1~10)。

 

 イエスが、
ご自身と心を一つにして歩む者たちを
ご自身のいる場所に引き上げるために
二度目に来られるその時は、遅れるかもしれない、とイエスは言われます。

 

 それで私たち、イエスを通して【父である神】に立ち返り、
【聖である霊】と呼ばれる方によって
【父である神】の御思いを心に置いていただいて始まった、
【父である神】と思いと心を一つにして歩む新しい生き方だとはいえ、
日々、常に、この方をお迎えし、
この方の働きを受け続けて行くように、とイエスは言われるのですね。

 

 その時が遅れ、時間がたつうちに、
いつの間にか旧い自分に立ち返り、
〔生まれたときからの私〕という霊から出て来る思いによって生きることになりやすいのですから。
「御霊で始まったあなたがたが、
いま肉(生まれたときからの私)によって完成されるというのですか」と
パウロが嘆いているように(ガラテヤ3:3)。

 

 だから、花婿を出迎える10人の娘たちのうちで、
ともし火といっしょに、入れ物にともし火の油を入れて持っていた
5人の賢い娘たちのように【聖である霊】と呼ばれる方をお迎えし続け、
この方のによって、【父である神】の御思いの中へと(エレミヤ31:31~34、エゼキエル36:25~28)。
この方は、「すると言われたことは、必ずそのとおりになさる方」なのですから。
今日も。

 

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